日本山岳写真協会
PSJ功労賞の受賞

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  ●主 催: 公益社団法人 日本写真協会 (PSJ)
●内 容: 2020年日本写真協会賞 功労賞
●選考委員: 土田ヒロミ氏(写真家)、
佐藤時啓氏(写真家)、
松本徳彦氏(写真家)、
河野和典氏(フォトエディター)、
大西みつぐ氏(写真家)
●日 時: 2021年6月1日(火) 17:00~18:00
●場 所: 東京・笹川記念会館
●関 連: 日本写真協会賞 (日本写真協会公式Web)

 
日本写真協会賞について
公益社団法人日本写真協会(PSJ)は、1952年「写真を通して国際親善の増進と文化の発展に寄与することを目的」に設立された団体である。
PSJでは毎年6月1日の「写真の日」を記念し、我が国の写真文化の国際交流や日本写真界への貢献・功労のあつた個人や団体と、写真作家活動や写真研究活動において顕著な業績を残した写真家・研究者、将来を嘱望される新人写真家に対して「日本写真協会賞」を贈られ表彰されている。国際賞、功労賞、作家賞、学芸賞、新人賞の各賞が設けられ、功労賞は多年にわたり日本写真文化のために顕著な貢献をした個人または団体を対象とする賞とされている。
 
当協会(JAPA)の受賞理由
わが国の山岳写真の歴史は結構古い。明治38年に「日本近代登山の父」と呼ばれるウォルター・ウェストンの勧めで誕生した山岳会(日本山岳会の前身)があり、草創期の写真家には高野鷹蔵(高山蝶の研究者)や辻本満丸、武田久吉(尾瀬の植物学者)などがいた。
日本山岳写真協会は昭和14年に、船越好文、風見武秀、穂苅三寿雄、川崎吉蔵、中野峻陽、柴崎高陽、岡田紅陽、内田耕作、前田真三ら19名によつて結成されてから、令和元年で創立80周年を迎えた歴史のある写真団体で、会員総数470名を擁する。
協会展は昭和13年銀座伊東屋で催した第1回展(CHCカメラハイキングクラブ)以来、東京山岳写真会、日本山岳写真協会展と名称を代えながらも今日まで営々と継続していることは、この会の組織が山を愛する人たちで構成されているからに他ならない。昭和61年には山と写真がお好きな浩宮徳 仁親王殿下が写真展会場に来場され、平成18年からは30年まで毎年、皇太子殿下が撮影された作品を出品されるなど親愛の姿が見られた。
協会は東京都美術館での公募展のほか会員選抜展、創立会員塚本閣治、川崎吉蔵、飯島道人3氏の名を冠した丁KI賞と風見武秀賞、羽田栄治賞、H氏賞などの表彰、山岳写真セミナー等と地方7支部での活動も活発に催し、写真家の育成にも励んでいることに対して。 (選考委員 松本徳彦氏)
 
授賞式の様子
2020年3月31日付で2020年「功労賞」の受賞が決定されたが、表彰式はコロナ禍の影響で中止になった。今回、1年遅れで表彰式が開催され、当協会の清水隆雄理事長と大石理事が出席した。
式典は、新型コロナ感染拡大防止として、受賞者および関係者に参加を限定し、祝買会は行わない等の対策が採られ、受賞のスヒーチも 2分以内にと限定された。
宗雪雅幸 日本写真協会会長の挨拶に続いて、「日本写真協会賞」の選考委員が紹介された。続いて各受賞者の作品及び資料をスライドで上映し、受賞理由の説明があった。 当協会は、東京都美術館での協会展会場風景、 80周年記念永年会員表彰、出版物などが紹介された。 宗雪会長から表彰状と賞牌の授与後のスピーチでは、 栄誉あるこの賞を励みとして伝統ある会の発展努力継続等が贈りの言葉とされた。
 
     
 各賞の受賞者  PSJ庄和也氏(左)、JAPA清水理事長、PSJ上田裕一氏
 
  
 日本写真協会賞 功労賞の賞牌 

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